ウシ(牛)の参考資料
ウシ(牛)の起源は、約9,000年前の西アジアだと考えられています。日本には、弥生時代に渡来してきたと推定されていますが、確実な証拠がありません。今の所、国内における最古のウシは、5世紀頃の南郷遺跡(奈良県御所市)から出土しています。また、古墳時代には、ウシの埴輪も多く出土しています。
しかし、国内でも地域差があり、東日本にはウマ(馬)が多く出土し、西日本ではウシとウマが同程度出土することが知られています。
◆本:ウシ(牛)
●江口(2003)
江口保暢
2003年
「第4頭.ウシ:牛は農耕とともに歩んで来た」
築地書館
pp.73-104
*「第4章」ではなく、「第4頭」と書かれているところに著者の遊び心がうかがえます。
●吉田(1992)
吉田 忠
1992年
『牛肉と日本人』
農山漁村文化協会
●大泰司(1986)
大泰司紀之
1986年
'4)反芻類(亜目)'
"22.偶蹄類(目)"
「第5章.哺乳類の歯」
後藤仁敏・大泰司紀之編
医歯薬出版株式会社
pp.195-197
◆論文:ウシ(牛)