◆法医人類学:洋書

法医人類学:洋書
法医人類学:洋書

 法医人類学は、英語では『Forensic Anthropology』と表記されます。法医人類学では、人骨や歯から、「性別」・「死亡年齢」・「民族」・「身長」を推定することが基本です。

法医人類学は、アメリカで研究が進展したことから、どうしても、教科書はアメリカで出版されたものが多くなります。ここでは、代表的な教科書3冊を出版された順番にご紹介します。 

『The Human Skeleton in Forensic Medicine』
『The Human Skeleton in Forensic Medicine』

●Krogman & Iscan(1986)

 

Krogman, W. M. & Iscan, M. Y.

1986年

『The Human Skeleton in Forensic Medicine』 (2nd ed.)

Charles C. Thomas

 

*本書は、1962年に出版された同名の本の第2版になります。法医人類学の基本である、死亡年齢の推定・性別の推定・人種(民族)の推定・身長の推定・歯の分析等について書かれています。詳細は、リンクさせてある私のブログ「人類学のすすめ」をご覧下さい。

『Essentials of Forensic Anthropology』
『Essentials of Forensic Anthropology』

●Stewart(1979)

 

STEWART, Thomas Dale

1979年

『Essentials of Forensic Anthropology』

Charles C. Thomas

 

*本書には、法医人類学の基本である、人骨か獣骨かの判定・火葬人骨の特徴・死亡時期及び死因の推定・性別の推定・死亡年齢の推定・身長の推定・体重の推定・人種(民族)の推定法について書かれています。詳細は、リンクさせてある私のブログ「人類学のすすめ」をご覧下さい。

『Forensic Anthropology』(法医人類学)
『Forensic Anthropology』(法医人類学)

●El-Najjar & McWilliams(1978)

 

El-NAJJAR, M. Y. & McWilliams, K. R.

1978年

『Forensic Anthropology』

Charles C. Thomas

 

*本書は、人骨・歯について書かれており、さらに、非計測的形質についても書かれています。詳細は、リンクさせている私のブログ「人類学のすすめ」をご覧下さい。